シーズン25 最終369位 デコランドザシアンと構築上の反省点。

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はじめましての方ははじめまして、くさなぎ(@Gliscor_ksng324)です。

今回シーズン25では、レート1713で最終369位を達成しました。何気に2回目の最終3桁です。

 

しかしながら、今シーズンはこの構築のような高スペックポケモンを並べただけの構築を使っていく上でのさまざまな壁を見つけたシーズンでした。(そのこともあってか最終日は結局やらなかった。)

今回は、構築記事というよりはその壁について主に述べていければと思います。

長文になるかとは思いますが、最後までお付き合いください。

 

構築経緯

もともとチョッキダイマカイオーガを介護しながら勝つような中速パが得意なこともあって、前シーズンから同様にチョッキhcカイオーガを使用していた

今シーズンになってルートさんがマホイップとチョッキカイオーガを軸とした構築で上位に入っているのを知ってオーガパーティにマホイップを採用することを決意

ただ、ダイマカイオーガを使う上での問題点であった上からの弱点高火力に対策が及ばず、カイオーガが使いづらく感じた。

そこで、カイオーガを使う上で、相手にしていて絶対に無理だったあと出しザシアンを組むことを決意

ダイマアタッカーはダメ感を崩したくないザシアンに相性のいい何気に全ダからの相棒チョッキランドを採用。

ランドだけだと威嚇に弱いかつ使い続けているランドが遅い個体だったので補助要員が欲しかったことからマホイップは継続。

あとはs操作できるいたずらボルト、壁でザシアンを守れるラプラス、残りの枠は、くまさん。

ただし、マホイップがタスキを使用している都合上タスキウーラオスが使えなかった。

結果的にどこにでもあるザシアンスタンらしきものにマホイップ入れただけというような構築が出来上がった。

 

 

個体詳細

長々と述べることはないのでかなり割愛させていただきます。

ザシアンは最速エスバ抜き抜き

ランドは1ジェットで最速化身ボルト抜き

ボルトは最速hs、今からはボルトの上から挑発打たれるだろうと思ったので最速にしています。

ラプラスの調整は忘れたけど、もっとs欲しい場面もあった。

ウーラオスはいつもの陽気as、玉にするとデコ手助け不意打ちとかで不利展開無理矢理ひっくり返すこともできるのでおすすめ。

マホイップは最速hsです。以上

詳しい調整知りたい方はレンタル入れてフレ戦とかで検証してください。(そんな人いないと思うけど)

 

で、ここからが本題。

現環境のような禁伝高火力の飛び交う環境で、このような高スペックポケモンで固めた中速パを使う上での考慮すべき点について、

主に以下の点が挙げられると思います。

1、明確な全体的、即時的なs操作手段がないため、相手に圧倒される点

2、高耐久ポケモンダイマしてもそれを超えるような弱点技が平気で飛んでくる点

3、ザシアンが初手で壁で居座る時壁込みだと大体の中速パの火力では一撃で落ちない点

4、初手ダイマがほとんどであるため、すぐに枯らされてしまう点

 

まだまだあるとは思いますが、今回はこの4点について今回の構築を元にして述べたいと思います。

1について、現環境、それ以前からs操作のスペシャリスト、レジエレキというポケモンが存在しています。s200から繰り出されるエレキネットに負けた人は多いことでしょう。さらにダイマックスレジエレキも結果を残し、ちょっとs遅いが、ダイアタックダイジェットで横を育てる型もあります。

禁伝環境になってザシアンの台頭により、レジエレキのエレキネットでsを下げつつ削り、きょじゅうざんで縛ると言った構築が増えています。

またレジエレキ以外にも怖い顔、電磁波を採用したオーロンゲをザシアンの横に置くことで上からきょじゅうざんを打てると言った構築も増えている現状です。

上の構築では、怖い顔を入れないと誰も最速ザシアンの素早さを抜けないかつ、きょじゅうざんをダイマしても余裕を持って耐えないポケモンがほとんど全てです。

そのためランドといえど一回引いたザシアンに一撃で縛られてしまいます。

また、猫騙しがないため、ザシアンを止めることもできず、ザシアンに好き放題されます。

そこで何が重要かというと、現在、壁ザシアンもかなり多く、一撃で落とすことは不可能、しかしながら追い風怖い顔で2回殴ることができればザシアンに有利を取れるということです。つまり、猫騙しで一回止めながらザシアンを集中し、2回目あるいはこちらの裏で削れる圏内まで入れることが非常に大事ということです。

 

2については、ダイマカイオーガダイマランドロスを使ってて感じたことですが、初手でゴリラとs操作ポケモンを引いてだし負けた場合、裏からクッションとなるポケモンがいないということです。

どうしてもこの環境ではクッションではなく、タイプ受けでないと技を受けることができません。つまり受けるのではなく、相手に攻撃を押し付ける方が強いということです。そのため中速パは不利な状況にあります。

 

3については、主に対ロンゲザシアンに言えることで、壁を貼ることで、ザシアンを引いてガエンを出しても、振り方次第ではデコアースで落とせないことがあり、逆にまた出てきたザシアンに怖い顔きょじゅうざんで落とされてしまうことがあるということです。これは要するにザシアンが化け物火力であるがゆえにオーロンゲを猫で止めて一撃で飛ばすことが重要であるといえます。

 

4について、これはマホイップが選出できない時によく起こることで、この構築以外でもネクロズマを使っていた際によく起こったことです。中速パのポケモンは攻撃力も中途半端なことが多く、数打ち合って結果勝つみたいなことが多いです。その上でデコレーションなどを使って補って少しでも負けを防ぐと言った感じです。

 

以上のことから結果何が言いたいかというと、中速パは現環境不利であり、むちゃくちゃ追い風s操作するか、トリルするかに特化した方が強く、仮にスイッチトリパを使うにしてもむちゃくちゃ早いポケモンとむちゃくちゃ遅いポケモンを共存させるべきで、全体的に中間、特に実数値112ラインが多くいる構築はどっちをとっても押し切られやすいということです。純正バナコーポリ2などが使われなくなったのもこの環境では中途半端なスイッチトリパであるため押し切られやすいからだと考えています。

 

まだまだ述べたいことがありますがあまりに長文になると書く側も読む側も大変なので今回はここまでで、何か参考になれば幸いです♪。